日々、天気とともに

晴れ、曇り、雨、、、。人生のいろいろな時をいろどってきた天気とその思い出を綴ってみます。
そのとき、天気は
晴れ
やっぱり、夏の海にはお日様がなくちゃ!


毎年、夏には海水浴に出かけます。たいていは伊豆方面。家から車で3時間強の西伊豆・雲見は昭和の風情も残る、今では希少な場所。美味しいお料理と温泉、風光明媚な景色を眺めながらの海水浴で、一年分の充電をはかっています。
晴れの日は夕焼けも美しい


にぎやかな商店街に面する拙宅ですが、西側の窓からは、住宅地越しに空が広がります。なかでも秋の晴天の日の夕方に、ときどきびっくりするほど美しい夕焼けに出会うことがあります。これは、つい1週間前の夕景。時間を忘れて見とれてしまいました。
晴れたから見られたスーパームーン

ニュースでは見ていたものの、夜通しで起きていられる自信もなく早々にベッドに入り込んだ夜。ぐっすり眠っていて、ふと目が覚めたら夜中の3時!「今夜は皆既月食だった!」と思い出し屋上にでてみたら、いました!スーパームーン!! まあ、スマホで撮ったらホントに小さいけれど、肉眼ではもっと大きく見えました♪

日本では3年ぶりに、皆既月食が見られました。
雨
しとしとと降るロンドンの雨


「霧と雨の街」ロンドン。2年前の夏に訪れたときも、まさにそんな天候でした。でも古い建物が立ち並ぶ街並には、晴天よりもそのどんよりとした雲に覆われた風景の方が似合っている気がします。蒸し暑い東京より、湿度の低い過ごしやすい気候で、昼からビールをたくさん飲んでも酔わなかったような気が(?)
とはいえ、ロンドンの雨は“しとしと”系が多く、東京の夏のスコール的な雨とは結構性質が違います。

東京とロンドンの雨の日の比較(2023年7月)をしてみました!
都市 | 降水あり日数 | 割合 |
東京(Tokyo) | 12日 | 38.7% |
ロンドン(London ) | 22日 | 71.0% |
London (Heathrow) — WeatherSpark 「July 2023 Weather History in London (Heathrow)」より
突然の線状降水帯


記録的な猛暑が続いた今年の夏。やっと涼しくなってきたと思っていた時に、突然の線状降水帯の発生が。午後の2~3時間なのに、人生で経験したことのないような雨と雷が続き、家の近所は冠水するところも。(我が家はセーフ!)でも落雷で一瞬停電となり、復旧したときにはウチの20年物の冷蔵庫は寿命が尽きてしまいました。
曇り
ウイスキーの聖地、アイラ島の空はいつも曇り


人生一度は訪れたいと思っていたスコットランド・アイラ島。日本の淡路島と同じ面積のこの島には、8つの蒸留所が存在するという、ウイスキー愛好家には垂涎の聖地です。宿泊の拠点としたボウモアの町は、白い壁の家々が立ち並ぶおよそ250年も続く古い町。ここもロンドンと同様、このどんよりした雲が似合う素敵な場所でした。
アイラ島で訪れた蒸留所
- ラフロイグ蒸留所
- ラガブーリン蒸留所
- アードベック蒸留所
- ボウモア蒸留所

上の3つはそれぞれ歩いて回れる距離に位置し、ウイスキー愛好家はゆく先々で試飲をしながら楽しみます。私たちは、ボウモアからバスと自転車で廻りました。時間が許せば、アイラ島にある8つの蒸留所すべて行ってみたかった!
雪
雪と温泉はよく似合う


ひなびた宿で日本酒と温泉を楽しみたい、という連れの提案で、東京からバスで目的地まで直行できる旅をしました。場所は四万温泉。「千と千尋の神隠し」のモデルの一つとも称されるこの地に向かったその日、なんと大雪!おかげで雪景色にかこまれて温泉に入る、という贅沢な時間に恵まれました。美味しい日本酒は言わずもがな。
おまけの晴れ
一年の計は元旦にあり


何事も最初が肝心。一年の計画は元日の朝に立てるべきだというたとえがあります。そんな元旦、毎年晴れたら我が家の屋上から見える富士山を仰いで、「今年も良い年にしよう!」と誓いを立てます。お正月に穏やかに眺める富士山は格別(たとえ、小さくてもw)
あの空はわすれない


サッカー好きで、長年応援している地域のJ1リーグクラブがあります。シルバーコレクターといわれ続け、ようやく手にした2017年12月2日の優勝の瞬間、スタジアムの片隅で泣きながら声援を送りました。夕日が沈んで月が照らし出す冬のスタジアムの夕景。あの空はわすれない。
天気と、それぞれの想い出を綴ってみました。
これからの日々は、どんな天気が彩ってくれるのでしょう。